宝塚音楽学校 すみれ募金「舞台で必ず恩返しを」 元巨人・林昌範氏と亀井京子アナの長女も参加

 宝塚音楽学校の生徒による「すみれ募金」が23日、兵庫県・宝塚大劇場の改札前で行われた。予科の第113期生と本科の第112期生の計81人が色とりどりの着物と緑の袴姿で登場し、約1700名の来場者に募金を呼びかけた。

 この日集まった97万2005円はすべて「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート募金」に寄付され、小児がんや難病の子どもたちが、治療中でも家族とともに家のような環境で過ごすことのできる「チャイルド・ケモ・ハウス」の運営等に活用される。

 成績上位者の本科生・小寺環菜さんは「活動前に小児がんのお話や映像を拝見し、思わず涙がこぼれるほど心を打たれました」と振り返り、続けて「お客さまが目を合わせて『初舞台楽しみにしてるよ』と声をかけてくださり、私は勇気や夢をお届けする立場になるんだなという自覚を頂き、より一層芸に磨きをかけて、舞台で必ず恩返しをしたいという思いが芽生えました」と瞳を輝かせた。

 今年入学した元巨人投手・林昌範氏と元テレビ東京でフリーアナウンサー・亀井京子の長女・林心優さんも同級生らととともに活動に参加。「当たり前の生活を諦めることのないように、ご支援、ご協力お願いします!」などと声を張り上げた。また、両親も会場に駆けつけ、他の来場者とともに列に並んで募金を行った。

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